『猫がいなけりゃ息もできない』 著者：村山 由佳 出版社：集英社 発売日：2021/1/20 250ページ （出版社より） もみじ、もみじ、愛してる。早く着替えてまた戻っておいで。 WEB連載時より大反響! ついに文庫化 写真も盛りだくさん! 人生の節目にはいつも猫がいた──。房総・鴨川での生活から一匹の猫を連れて飛び出した著者は、度重なる転機と転居を経て、軽井沢に住まいを見つけた。気づけば猫は五匹に。中でも特別なのは、人生の荒波を共に渡ってきた盟友〈もみじ〉十七歳。しかし彼女に病気が発覚し……。最愛の猫との輝ける日々と、ただ悲しいばかりではない看取り。WEB連載時から大好評の、魂が震える猫エッセイ。 著者:村山由佳(むらやま・ゆか) 1964年東京都生まれ。立教大学卒業。 93年『天使の卵─エンジェルス・エッグ─』で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2003年『星々の舟』で直木賞を受賞。09年『ダブル・ファンタジー』で中央公論文芸賞、島清恋愛文学賞、柴田錬三郎賞を受賞。『ミルク・アンド・ハニー』『猫がいなけりゃ息もできない』『もみじの言いぶん』『晴れときどき猫背 そして、もみじへ』『風よ あらしよ』など著書多数。