event



『こねこのウィンクルとクリスマスツリー』
作:ルース・エインズワース、絵:さとう ゆうすけ、翻訳:上條 由美子
出版社:福音館書店
発売日:2021/10/15
40ページ
(出版社より)
ぶちの母さん猫と3びきの子猫たちは、一緒に暮らしています。
きょうだいのなかで一番勇気のあるウィンクルは、ガスストーブにだってひるまず、うなり返します。
クリスマスが近づいたある日、猫たちの住む屋敷のホールには、クリスマスツリーが置かれ、ガラス玉やプレゼントで飾られました。
ツリーにさわりたがる子猫たちですが、母さん猫に「だめよ」と止められてしまいます。
ただ、見るだけではつまらないと思ったウィンクルは夜中にこっそり寝床をぬけだし、悪戦苦闘しながらツリーをのぼりました。
ようやくてっぺんにつくと、そこには妖精のお人形がいて、早く母さん猫のもとへ帰るようにいわれます。
ツリーをおりはじめたウィンクルですが、途中で木から落ちてしまい――。
小さな子の感情の機微を丁寧に描いた、お話の名手エインズワースの原作を、美しく重厚感のある絵が彩ります。外国のクリスマスの雰囲気が漂うクラシックな絵本です。
さとう ゆうすけさんの2024年のカレンダーはこちら。
https://necoyabooks.stores.jp/items/6507f1dc758861002d5221d8