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『猫が21歳になりました: 慢性腎臓病の診断から1400日を生き抜いて』
著者:風木 一人、斎藤 雨梟
出版社:ホテルの本棚
発売日:2022/6/25
116ページ
(版元より)
◆「慢性腎臓病を抱えて1000日以上生きる猫は少ないけれど、いないわけではないのだ!」絵本作家風木一人がつづる21歳の愛猫ムギとの日々。もう一人の飼い主斎藤雨梟による「ムギの贈り物」も収録。
(まえがきより)「基本的に闘病記ですが、かわいい話や楽しい話もあります。ムギの写真も。小さな身体で一生懸命生きているムギの愛おしい姿を少しでも感じていただければ幸いです」
◆電子書籍『猫が21歳になりました』の1巻~3巻を合本した紙書籍です。大きな判型(182ミリ×257ミリ)を生かしてムギの写真と絵を追加しました。
◆目次
【最初のまえがき】
【6/22】猫が20歳になりました
【6/28】慢性腎臓病には食事療法
【7/10】フォルテコールと球形吸着炭マイラン
【7/12】早期発見のため定期健診を!
【7/23】昔は乱暴猫だったムギ
【8/12】特効薬AIM製剤で猫の寿命が倍になる!?
【9/3】ムギ、長生きの理由は?
【9/20】皮下輸液(皮下点滴)は効くのか?
【9/27】皮下輸液開始2ヵ月後の血液検査結果
【10/13】猫専用特殊設備を紹介するにゃ!
【12/31】高齢猫、体重減少との戦い
【2/11】活性炭をやめて1か月後の血液検査。BUNとCREが下がる。
【2/24】肛門腺破裂と猫にやさしいエリザベスカラー
【3/4】自宅での皮下輸液は難しいか?
【3/10】キドニーキープの匂いが変わった?
【3/21】猫の名前ランキングでムギが2年連続1位!
【3/25】ラプロス・セミントラ・フォルテコールの比較
【5/20】皮下輸液を毎日にした結果はどうだったか?
【5/23】シニア猫の足がすべる原因は?
【5/29】尿素窒素が120、クレアチニンが6.9に
【6/6】18歳以上の猫さんに長寿表彰状♪
【6/13】食欲増進のためのフード選びと与え方
【6/21】猫が21歳になりました
【最初のあとがき】
【2つめのまえがき】
【6/27】慢性腎臓病の猫のトイレ問題。多飲多尿と便秘。
【7/4】ウェットタイプの療法食と、猫が食べやすい食器
【7/8】猫の便秘にサイリウム。体調管理に記録ノート。
【7/25】ムギとひなたぼっこ
【8/1】食欲増進剤レメロンを試す
【8/15】ミラタズ軟膏(猫の耳に塗る食欲増進剤)
【8/23】慢性腎臓病による高血圧で失明に至ることもある
【9/2】ムギ、21年間ありがとう
【9/5】むくみはアムロジピンの副作用か? 貧血治療にネスプ皮下注射を試みる
【9/6】大切な愛猫とのお別れのとき(1)
【9/9】大切な愛猫とのお別れのとき(2)
【9/12】ムギの葬儀場を探す
【9/19】観蔵院ペット霊園ニルバーナでムギを見送る
【9/22】ペットロスの中心でにゃあと泣く……
【9/26】動物病院の選び方
【10/3】猫が好む室温には個体差がある
【10/17】『猫が30歳まで生きる日』とAIM製剤の最新情報
【11/15】ムギはいまもブログの中に生きている
【11/29】愛猫が教えてくれた生きることと死ぬこと
【ムギの贈り物】by 斎藤雨梟
【最後のあとがき】
◆風木一人(かぜき かずひと)プロフィール
絵本作家・翻訳家・ホテル暴風雨オーナー。主な著書に『とんでいく』(福音館書店)『とりがいるよ』『たまごがあるよ』(角川書店)『にっこりにこにこ』講談社『ぬいぐるみおとまりかい』(岩崎書店)『ながいながいへびのはなし』(小峰書店)などがある。イタリア・フランス・韓国・中国・台湾でも多数翻訳出版されている。主な訳書に『こくばんくまさん つきへいく』『かべのむこうになにがある?』(青少年読書感想文全国コンクール課題図書2019)などがある。猫の本を書くのはこれが初めて。現在猫の絵本を制作中。
◆斎藤雨梟(さいとう うきょう)プロフィール
イラストレーター・画家・ホテル暴風雨オーナー。猫をはじめ実在・架空の動物の絵を得意とする。『ふしぎなトラのトランク』(風木一人・文 斎藤雨梟・絵 / 鈴木出版)ではトラ紳士を描いた。2022年現在、ウェブマガジン「ホテル暴風雨」では、ムギをモデルにした「庭ねこ」が登場する、盆栽に関するイラストコラムを連載中。
◆「ホテル暴風雨」は世界初のホテル型ウェブマガジンです。最も古くて最も新しい、どこにもあってどこにもないホテルから、エッセイ・漫画・小説等を毎日発信しています。「ホテルの本棚」は「ホテル暴風雨」の出版レーベルです。