『猫を救うのは誰か』
著者:太田 匡彦
出版社:朝日新聞出版
発売日:2024/9/6
304ページ
(版元より)
太田さんが執筆されたこの本には、
今の日本における動物愛護・保護の現状が全て記されています。
教科書レベルと言っても過言ではないかと。(解説より)
——坂上忍
猫は蛍光灯を1日12時間以上あてると、年3回は産める──。
人の都合で無理な繁殖、病を招く交配、幼くても出荷、「不良在庫」を引き取る闇商売……。
「かわいい」の裏側でビジネスの「奴隷」となる犬や猫たち。
凄惨な実態を、信念の取材が暴く。《解説・坂上 忍》
【『「奴隷」になった犬、そして猫』に第5章・第6章を大幅加筆し文庫化!】
〈目次〉
文庫版まえがき
第1章 猫ブームの裏側、猫「増産」が生む悲劇
第2章 「家族」はどこから来たのか、巨大化するペットビジネス
第3章 12年改正、あいまい規制が犬猫たちの「地獄」を生む
第4章 19年改正、8週齢規制ついに実現
第5章 数値規制をめぐる闘い
第6章 アニマル桃太郎事件から、5度目の法改正へ
終章 幸せになった猫
文庫版あとがき
解説 坂上 忍