


『ねことワルツを』
絵:フジコ・ヘミング、文:石津 ちひろ
出版社:福音館書店
発売日:2022/11/11
48ページ
(版元より)
ねこへの愛情を表現した石津ちひろさんのことばが15編。
それにフジコ・ヘミングさんが心温まる絵で応えました。
早口ことばあり、韻を踏んだ詩がありと、ねこについて存分に楽しんでいただけます。
特にタイトルにもなった「ねことワルツを」は、幼き日のフジコさんがお父さんとワルツを踊る喜びと、その後の別れの哀しみを詠んだ詩で、胸に迫るものがあります。
本文から、いくつかのことばを紹介します。
「ひげの ながい ねこが ひげの ない ひなげしと ひっそり ごたいめん ひげながの ねこと ひげなしの ひなげし」
「きしょうの はげしい ねこたちが いしょうも きないで けしょうも せずに サーカス・ショーに とうじょうし びしょう うかべて ジャンプを すれば はくしゅかっさい わきおこるでしょう」